「40代から資格を取っても、転職に役立つのかな」
「せっかく勉強するなら、仕事につながる資格を選びたい」
「50代になっても働けるように、今のうちに何か身につけておきたい」
これからの仕事を考えたとき、
「資格を取ろうかな」と思う人は少なくありません。
ただし、資格なら何でもいいわけではありません。
40代・50代から資格を取るなら、
大切なのは資格の知名度よりも、
「取得したあと、どんな仕事で使えるのか」
です。
この記事では、
転職・再就職・今の仕事・将来の副業や独立まで考えながら、
40代・50代女性がこれから取るなら候補にしたい
7つの資格を比較します。
結論|40代・50代女性におすすめの資格7選
資格を選ぶときは、
「人気があるから」
「簡単そうだから」
だけで決めるのではなく、
自分がこれからどんな働き方をしたいのか
から逆算することが大切です。
経理・会計・事務系の仕事で活かしやすい定番資格
不動産業界への転職・キャリアアップを考える人に
ドラッグストアなど小売・医薬品販売の仕事に活かせる
金融・保険・不動産など幅広い分野で活用しやすい
IT・DXの基礎知識を身につけ、現在の仕事にも活かす
人事・労務の専門性を高めたい人に
法律・許認可分野の専門資格として長期的に活かす
| 資格 | 活かしやすい仕事 | 難易度 | こんな人に |
|---|---|---|---|
| 日商簿記 | 経理・会計・事務 | ★★ | 事務系転職を考える人 |
| 宅建 | 不動産・住宅 | ★★★ | 不動産業界を考える人 |
| 登録販売者 | ドラッグストア・小売 | ★★ | 再就職先を広げたい人 |
| FP | 金融・保険・不動産 | ★★ | お金の知識を活かしたい人 |
| ITパスポート | 事務・営業・IT関連 | ★ | デジタル基礎を身につけたい人 |
| 社会保険労務士 | 人事・労務・社労士事務所 | ★★★★ | 専門職を目指したい人 |
| 行政書士 | 法務・行政書士事務所・独立 | ★★★★ | 将来の独立も考えたい人 |
必要な学習量や難しさの感じ方には個人差があります。
40代・50代から資格を選ぶ3つのポイント
1.「取れる資格」ではなく「使える資格」を選ぶ
資格を探していると、
「短期間で取れる」
「初心者でも簡単」
という言葉に目が向きがちです。
もちろん、
勉強を続けられる難易度かどうかも大切です。
でも、それ以上に確認したいのが、
取得後にその資格を使う場所があるか
ということです。
資格取得の前に確認したいこと
どんな求人で求められている?
→ 転職サイトで実際の求人を見る
今の仕事で活かせる?
→ 社内で使える業務があるか考える
将来の働き方につながる?
→ 転職・副業・独立まで考えてみる
2.これまでの経験と組み合わせる
40代・50代には、
若い世代にはない強みがあります。
それが、
これまで仕事の中で積み重ねてきた経験です。
たとえば、
事務経験 + 簿記。
営業経験 + 宅建。
人事経験 + 社労士。
金融経験 + FP。
管理部門経験 + ITパスポート。
このように、
「今までの経験 × 新しい資格」
で考えると、
資格を仕事につなげやすくなります。
3.資格だけで転職できるとは考えない
資格は、
持っているだけで仕事が決まる魔法のチケットではありません。
採用では、
これまでの経験、実績、人柄、
希望条件なども合わせて判断されます。
だからこそ、
「資格さえ取れば何とかなる」ではなく、
資格を自分のキャリアにどう足すのか
という考え方が大切です。
1.日商簿記|事務・経理系の仕事につなげやすい
40代・50代から仕事に活かす資格として
まず候補にしたいのが日商簿記です。
簿記では、
会社のお金の流れや会計の基本を学びます。
経理だけでなく、
会計、一般事務、営業事務、
企業の管理部門などでも
簿記の知識を活かせる場面があります。
- 事務・経理職への転職を考えている
- 数字を見ることに抵抗がない
- 会社のお金の流れを理解したい
- 現在の事務経験に専門性を足したい
- 将来も使いやすい知識を身につけたい
会計資格を学ぶ
会計・法律ほか
対応
資格取得
TACは、
簿記をはじめ、
会計・法律・労務・不動産・ITなど
幅広い資格講座を扱う資格スクールです。
「独学で続けられるか不安」
「試験までの学習ペースを決めて進めたい」
という人は、
資格スクールを利用する方法もあります。
2.宅建|不動産業界への転職を考えるなら有力
不動産・住宅業界への転職を考えているなら、
宅地建物取引士、いわゆる「宅建」は
候補にしたい資格です。
不動産会社だけでなく、
住宅、建設、不動産管理など、
不動産に関わる仕事で知識を活かせます。
営業経験や接客経験がある人なら、
これまでの経験と組み合わせて
キャリアを考えやすい資格でもあります。
- 不動産・住宅業界に興味がある
- 営業・接客経験を活かしたい
- 専門資格をひとつ持ちたい
- 転職の選択肢を増やしたい
- 不動産の知識を身につけたい
宅建対策
対応
講座多数
初学者〜
LECでは、
宅建をはじめ、
法律・不動産・会計など
さまざまな資格講座を提供しています。
宅建についても、
初めて勉強する人向けから
学習経験者向けまで
複数の講座があります。
3.登録販売者|再就職の選択肢を広げたい人に
「できるだけ仕事に直結する資格を選びたい」
という人が検討したいのが登録販売者です。
登録販売者は、
一般用医薬品の販売に関わる専門資格です。
ドラッグストアや小売店など、
資格を活かせる仕事が比較的イメージしやすいのが特徴です。
- 再就職先の選択肢を増やしたい
- ドラッグストア・小売業に興味がある
- 接客経験を活かしたい
- 健康や医薬品に関心がある
- 仕事で使う場面が分かりやすい資格がいい
オンライン学習
オンライン
対応
複数対応
オンスク.JPでは、
登録販売者をはじめ、
FP、IT、労務など
さまざまな資格・学習講座があります。
「まず資格の勉強を始めてみたい」
「仕事をしながらオンラインで学びたい」
という人が検討しやすいサービスです。
4.FP|お金の知識を仕事と生活の両方に活かせる
FP(ファイナンシャルプランナー)は、
家計、保険、税金、住宅、老後、相続など、
暮らしに関わるお金を幅広く学ぶ資格です。
金融、保険、不動産などの仕事と相性がよく、
自分自身の家計や資産形成にも
学んだ知識を活かせます。
- お金について体系的に勉強したい
- 金融・保険・不動産業界に興味がある
- 現在の仕事に金融知識を足したい
- 将来、金融系の記事執筆などにも興味がある
- 自分の資産形成にも知識を活かしたい
5.ITパスポート|デジタルが苦手な人ほど基礎から学ぶ
これからの仕事を考えるなら、
ITやデジタルの知識も無視できません。
ITパスポートでは、
ITだけでなく、
セキュリティ、経営、システムなど
ビジネスで必要になる基礎知識を幅広く学びます。
IT企業への転職だけを目的とする資格ではなく、
事務、営業、管理部門などで働く人が
デジタルの基礎を身につける入口としても使えます。
- ITに苦手意識がある
- デジタルの基礎を体系的に学びたい
- 事務・営業など現在の仕事に活かしたい
- DX・AI時代に最低限のIT知識を持ちたい
- 次に別のITスキルを学ぶ土台を作りたい
資格+実践スキルも考える
ITパスポートで基礎知識を学んだあと、
Excel・生成AI・Webなど
実際の仕事で使うスキルを組み合わせると、
より実務につなげやすくなります。
6.社会保険労務士|人事・労務経験を専門性に変える
これまで人事、総務、労務などの仕事をしてきた人なら、
社会保険労務士も検討したい資格です。
社会保険や労働関係の法律など、
働く人と企業に関わる専門知識を学びます。
難易度は高くなりますが、
これまでの実務経験と組み合わせれば、
長期的な専門キャリアを考えやすい資格です。
- 人事・総務・労務経験がある
- 専門性を高めたい
- 長期的に使える資格を取りたい
- 難しい資格でも時間をかけて挑戦したい
- 将来的な独立も視野に入れている
7.行政書士|将来の独立まで考えたい人に
「会社員だけではなく、
将来自分で仕事をする可能性も持っておきたい」
という人が検討できるのが行政書士です。
行政書士は、
許認可申請など
法律・行政手続きに関わる専門資格です。
学習範囲も広く、
簡単に取れる資格ではありません。
その代わり、
長期的に専門分野を作っていきたい人にとっては
選択肢になります。
- 法律に興味がある
- 専門資格を持ちたい
- 長期間勉強する覚悟がある
- 将来の独立も考えたい
- 自分の専門分野を作っていきたい
難関資格
対応
対応
対応
アガルートアカデミーでは、
行政書士、社会保険労務士、宅建など
専門資格のオンライン講座があります。
難関資格になるほど、
「何から勉強すればいいのか」
「どこまで学習すればいいのか」が
分かりにくくなります。
独学で学習計画を立てることに不安がある人は、
カリキュラムを使って学ぶ方法もあります。
迷ったら「何年後に仕事で使いたいか」で選ぶ
7つも候補があると、
「結局どれを取ればいいの?」
と迷うかもしれません。
そんなときは、
難易度だけではなく
資格をいつ仕事で使いたいのか
から考えてみましょう。
| 目的 | 候補 | 考え方 |
|---|---|---|
| 比較的早く仕事に活かしたい | 簿記・登録販売者 | 現在の経験と組み合わせて求人を探す |
| 業界を変えたい | 宅建 | 不動産・住宅業界への転職を考える |
| 今の仕事にも使いたい | FP・ITパスポート | 現在の仕事に知識をプラスする |
| 専門職を目指したい | 社労士・行政書士 | 時間をかけて専門キャリアを作る |
資格を取る前に「求人を見る」と失敗しにくい
資格を選んだら、
すぐに教材を買う必要はありません。
先に一度、
転職サイトなどで
実際の求人を見てみることをおすすめします。
転職・再就職・現在の仕事・独立の
どこで資格を使うのか考える
資格名で検索し、
実際にどんな仕事があるのか確認する
独学・通信講座・資格スクールの
どれが自分に合うか考える
学習期間を決め、
試験から逆算して勉強する
資格だけではなく
今までの経験と合わせて応募・キャリア形成に使う
資格はどこで学ぶ?目的別に4サービスを比較
独学で勉強できる資格もありますが、
難易度が上がるほど
学習範囲やスケジュール管理も重要になります。
自分だけでは続けにくいと感じる場合は、
資格スクールやオンライン講座を利用する方法もあります。
| サービス | おすすめの人 | 特徴 |
|---|---|---|
| TAC | 幅広い資格から選びたい | 簿記・会計・法律・労務・ITなど幅広い |
| LEC | 宅建・法律系資格を学びたい | 法律・不動産系を含む資格講座が豊富 |
| オンスク.JP | オンラインで小さく始めたい | 登録販売者・IT・労務など複数分野を学べる |
| アガルート | 難関・専門資格を目指したい | 行政書士・社労士・宅建など専門資格に対応 |
申込み前に各サービスの公式サイトで最新情報をご確認ください。
40代・50代の資格取得は「今までの経験に武器をひとつ足す」
40代・50代から資格を取るというと、
「今さら遅いのでは?」
と感じることがあります。
でも、
この年代の資格取得は
20代の就職活動とは少し意味が違います。
今までの経験を全部捨てて、
ゼロから別の人になる必要はありません。
事務経験に簿記を足す。
営業経験に宅建を足す。
人事経験に社労士を足す。
今の仕事にITの知識を足す。
そんなふうに、
これまで積み重ねてきたものに
新しい武器をひとつ足す。
それが、
40代・50代から資格を取る大きな意味です。
まずは
「資格を取ること」ではなく、
「これからどんな仕事をしたいか」
から考えてみてください。
資格制度・試験内容・講座内容・料金・受講条件などは
変更される場合があります。
最新情報は各資格の実施団体および各サービスの
公式サイトをご確認ください。